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​みぬま電力

私たちは,見沼の自然を守り,食とエネルギーとケアが地域で循環する仕組みを考えることを活動の1つの柱としています.
その1つである「エネルギー」をテーマに,“電気を自分でつくる”ことを学びに神奈川県相模原市緑区(旧藤野町地区)にある
藤野電力へ行ってきました.藤野電力の活動は,地域のみなさんにエネルギーに関する知識や技術を提供するだけでなく,地域の絆を深める場ともなっています.私たちはここで学んだ知識や経験を持ち帰り,地域での自然エネルギーの活用や防災意識の向上につなげていきたいと考えています.

​藤野電力をモデルに

藤野電力は,東日本大震災,福島での原発事故を機に生まれた地域活動で,“地域の自然の恵みを見直して自立分散型の自然エネルギーで地域の未来を考える活動”をされています.

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暮らしの中にある電気

壁にあるスイッチを押して灯りをつける”“プラグをコンセントに挿し冷蔵庫で食べ物を冷やす”“スマホを充電する”…家の中だけでも電気を利用しているものは様々です.私たちにとって“電気”は暮らしに欠かせないエネルギーの1つになっています.

そして,「今月はちょっと高いなぁ...」なんてことを思いながら毎月の電気代を電力会社に支払う…という方がほとんどではないでしょうか.

ですが,そんな“電気”を自分でつくり出して身近なものを動かすこ

とができたら…なんだかワクワク♪
しかもそれが,自然エネルギーを利用できるなら,環境にも人にも優しくてなんだか良いことがたくさんありそうですよね.そんなことを思いながら,藤野電力で,毎月開催している「ミニ太陽光発電システム」組み立て防災ワークショップに参加し,移動型の太陽光発電システムを実際に作ってみて改めて電気について勉強してきました.

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ボルト,アンペア,ワット,交流?直流?正弦波??

「ミニ太陽光発電システム」は,①ソーラーパネル②チャージコントローラー③バッテリー④インバーターという4つの機器をケーブルでつなぎ組み立てます.それぞれの役割や仕組みを学びながらの作業です.
こんなに身近なはずなのに,目に見えない電気の仕組みは知らなかった(いやいや,子どものころに習っているはず?!)ことが多く,頭に「???」が浮かぶこともしばしば.無事電球に明かりがついたときには「おぉ~」と声があがりました.

今回私たちが作った太陽光発電は,太陽の光を3日間浴びてフル充電できるサイズ.何にどのくらい使えるかは,使用する機器のワット数などで変わってくるので,これから実際に身近なもので試しながら学んでいきました.

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電気を手作りで

自然エネルギーで電気を手づくりできれば,停電時も使い続けることができて災害時の備えにもなります.こうしたワークショップや自然エネルギーを身近に体感できる機会をきっかけに,ひとりひとりがエネルギーについて考え,自分たちの暮らしにとって“いいエネルギーの使い方”を見つけていくことができるかもしれません.そんな“きっかけ”を,つなぐつくるプロジェクトでつくっていきたいと思っています.​

妖精ライト
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